彩の酒場3を終えて

6月9日、第3回目となる彩の酒場を無事に終えることができた。

改めて関わってくださった皆さんありがとうございました。

開催場所となって居る小田急相模原T☆rocksさんは、昨年まで住んでいた場所から近く、徒歩15分くらいで行ける距離にあったこともあって、2016年の彩フェスに始まり何回かイベント主催をやらせていただいていた。

彩の酒場は2017年1月にT☆rocksのオーナーTOSHIさんから酒場的なイベントやってみない?と提案をいただいて、半ば実験的に開催してみたところ、想像以上に好評で、そのまま2回目を5月に開催。

その後私が相模原から引っ越してしまったのでどうしても開催条件は厳しくなってしまったが、

2回目までの出演者の方々から開催を熱望され、どうにか3回目をやることに決めた。

初めての出張酒場。日帰りは無理だろうから宿泊になるのはいいとして、酒場限定メニューの材料をどう調達するか、余ったらどうするか。

これが最大の問題点だった。

でも決めてしまえばなんとかしようと工夫するものなんだなぁ。

3回目を熱望してくれたおかげでちゃんとそう行った原動力が働いた。

ちなみに彩の酒場でこれまで提供してきたメニューは

私のおススメ日本酒

オリジナルカクテル

オリジナルノンアルカクテル

の3種類。

まず日本酒については幸いにも相模大野に前回までの酒場でもお世話になった地酒屋さんがあるので、当日ここで調達することにした。

次にオリジナルカクテル。

今回はブルーキュラソーとペシェの2種類のリキュールを使ったが、まずブルーキュラソーは置いてある店が少ないので事前に調達。

ペシェも大きいサイズは置いてある店が限られるのでこれも事前に調達。

この2つは衣装や物販と共にスーツケースに入れて運ぶことにした。

そしてノンアルコールカクテルの材料やカクテルの割材となるジュース類は現地調達で大丈夫だろうということで、スタジオに入る時間と買い出しの時間とを段取りして相模大野へ。

スタジオリハが終わって、地酒屋さんに行き、日本酒を選ぶ。

私は日本酒の中でも吟醸酒が好きなのでこの日も吟醸酒にしようと決めていた。

お店に行って直感で選んだのが和歌山の純米大吟醸「紀土」だった。

それをまるで旅行者のようにスーツケースの空きスペースにしまい、次はスーパーへ。

ここでジュース類の調達。

空のリュックを持って行ったのでそれにしまう。

そして小田急相模原へ移動。

めちゃくちゃ重い。行商人か私は。

普段は歩いてT☆rocksへ行くんだけど重すぎるのと、サウザンロードが照りつけて日本酒があったまってしまうのでバスで移動。

そして一旦T☆rocksの冷蔵庫に買ってきたものをしまってから足りないものを近所で買い出し。

幸いにも調達出来なかった材料は皆無で、スムーズに準備が出来た。

それから着替えて酒場のママのモードに入る。

初回は割烹酒場の女将で2回目は銀座のホステスになったので今回どうしようかと。

で、今回は甚平を着て夏の屋台風にしてみた。

甚平はカウンターの中で動きやすくていいね。2回目の時ドレスの裾が長くて大変だったからね(笑)

17時半にオープン、18時スタート。

この日の出演は自分を入れて8組だった。

言うまでもないけど全員が全員、それぞれの「酒場」を繰り広げてくれて楽しかった。

1.Gucchie

私の居る音楽団体MPJの仲間で、これまでもコラボしたり共演したりで自分の企画に出てもらうのら恐らく2回目。

専門分野が作編曲やミックスということもあってソロのライヴは珍しいがそれはそれでかなり面白いものを見せてくれる。

なんと今回は私の楽曲の中から「テキーラ女」と「君のヒマワリ」をリミックスしてきたんだが、君のヒマワリに至ってはロックの日だけにロックアレンジされていて最初からびっくりさせられた。

2.のこ♪

第3回目を熱望してくださった方。のこ♪さん達のお陰で第3回開催が実現したようなものだった。

「平成のイルカ」と呼ばれているのこ♪さんが展開するのはフォーク酒場。

実家が酒屋さんで、酒瓶の気持ちになって聞いて欲しい曲があったりお酒に対する思い入れをほっこりと。

3.永井ヤスシ

T☆rocks初出演。結構前から付き合いのある方で、私はお酒の歌と言えばこの人が真っ先に思い浮かぶ。永井さんのバーボンブルースが聴きたいと私から直談判、ご出演頂きました。

「酔っ払いだ~!」のコールアンドレスポンスはやっぱりどこでやっても盛り上がるでしょうね。

4.ゆきねこ

彩ママはそのままユキル用の着物を羽織りユキルに変身。ゆきねこのねこの方もやっとイメージ通りの衣装が見つかり、だんだんそれらしくなってきた。

カクテルの名前が入ったタイトルの曲を選曲し、歌の前にカクテルの説明を入れるというスタイルでした。

今回はまさかのアンコール。ちょうど巻いていたので「夏の扉」を。

5.Galaxy Rovers

休憩後。そういえば後半のスタートはいつもこの人たちにお願いしているような気がするなぁと(笑)ロックの日にがっつりロック酒場にしてくださった。Ryoさんのカホンの特徴とKenさんのギターがエレキである為か、冷静に考えればカホンとギターのアコースティック寄りのユニットなのにバンドサウンドで聴こえて来るのが気持ちいい。

6.Atu

ギターやピアノを弾いていることもあれば最近はよくウクレレ弾き語りを見ている。ウクレレでの弾き語りも佇まいと音がなんだか詩人の様でこれはこれで好きだなぁ。日本酒が好きだったお父さんの歌を歌っているの聞いて、そういえば父の日だと思い出す。カクテル絶賛していただきありがとうございます。

7.カッツン

今回も相変わらず可愛い。そして華やか。出番前から客席でずっと踊っている踊り好きなカッツンのステージが始まると、そこは渋谷のクラブに早変わり。彩の酒場のために新曲を作ってくれたというので感激してしまった。

8.彩葉永華

恐れ多くもトリで締めさせてもらいます。rap作品の禁酒とかその日のカクテル名が全て自分の曲のタイトルからつけているのでカクテルになっている曲を歌ったりとか。

こんなこと言っちゃいけないだろうけどだいたい酒場の時はお酒の準備で忙しくて曲の仕込みに時間をかけられてなかったりしているので次回は早めに曲を仕込もうと思う。

終演後。

有難くもまだまだオーダーは続き、心配していた供給過剰による材料の大量持ち帰りとならずに済んで良かった。本当に感謝。

その後は某ネットカフェに宿泊して朝帰宅。

やりきった!

既に第4回のお話も出ているのでまた企画すると思う。

私自身も楽しかったです。

ありがとうございました。

2件のコメント

  1. お疲れ様でした。また次回も楽しみにしています。よろしくお願いします。

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