ライヴレポなどは大体twittterやFacebookなんかのSNSに載せて満足しちゃうので、気付けばあまりブログには書いていない。先日15日は鶴見のノーチェイサーという初めて出演するライヴバーでのライヴで、かなり居心地がよくて一度で気に入りました☆
共演はSunnyさん、フレイヤさん、まきさん。この中では初共演となったのがSunnyさんなのですが、京都出身の彼女と、その場で京都伏見の酒造の話で意気投合したので、折角だから2年ほど前に出かけた伏見桃山とその周辺の事を書こうと思います^^
伏見桃山は京都は京都でも、あまり修学旅行ではいかない方面というイメージ。京都の中心街からは少し離れて、ゆったりと情緒のある街でした。
ここに来たのは2年ほど前の2018年4月。仕事で5日ほど大阪のなんばに居て、その後2日間自主的に延泊。まず5日間は仕事の後、毎晩飲み歩いてなんばや心斎橋、日本橋、新世界、千日前を網羅した。日本橋のライヴバーに遊びにいったり、大阪や京都の友人を呼んだりして全力で出張を楽しんだ。
その後延泊した2日間のうち一日は、まず大阪市まで行って住吉大社へ。が、うっかり乗り過ごして堺市へ行ってしまう。堺市で降りてみてもよかったけど、そこまで時間がなさそうだから戻る。
無事に住吉大社到着
その後はなんば方面へ戻りながら、あべのハルカス、天王寺、清水坂などを経て、黒門市場と新世界へ。実をいうと、この日泊まる場所が場所だったため、全工程を早めに切り上げて宿へ向かっていた。
というのは、この日の宿泊場所がかの有名な西成の「あいりん地区」だったからだった。延泊の分は経費という訳にはいかないので、自分で宿泊場所を探すわけだが、私は素泊まりに慣れているから宿代を抑えようと素泊まりでの予約をした。しかし、その時には全く気付いていなかったのだ。
宿の情報を調べて、地図を見て初めて気づいた。「あいりん職安のすぐそばだ」と。噂には聞いているけれどまさか実際に踏み入れることになろうとは。。。チェックイン自体はその日の朝に済ませていた。新今宮駅あるいは動物園駅が最寄のその場所は、降りた時から普通の街じゃないと感じた。
まず自販機が普通じゃない。60円以下の価格設定が当たり前。30円なんてのもあった。50円で500mlペットボトルを2本購入。なぜかどこの自販機にも赤マムシドリンクなるものがある。
さらに、喫煙所ならぬ飲酒処のような、酒専用の自販機3台くらいに囲まれたスペースでは、昼間から数人が飲んで居た。近年はこの辺り外国人観光客も多いからか、私を中国かどこかからの観光客だと思ったらしく、「Hello」と話しかけられる。
ここではあまり写真を撮ると怖い目に遭いそうなので、あまり撮れていないが、なぜか自転車の籠が大事そうに扱われ、お弁当は300円が相場。コンビニに入ると、「注射器を流すな」と注意書きがあったり、明らかに焦点の定まっていない人が昼間から歩いて居たりする。ちなみに宿には「覚せい剤禁止」と書いてあった。私が泊まったのはそうじゃなかったけど、一泊2000円くらいのところも結構あっていろいろと衝撃だった。
荻野茶屋まで行ってみてもよかったけれど、さすがに女一人では危険すぎるきがしたのでこちらは諦める。
宿泊施設自体はまあまあ良かった。ちゃんと女性客向けに整えられていたし、wifiも完備されていた。
前置き?が長くなったが、この次の日つまり最終日が伏見桃山だった。一度なんば駅に戻ってコインロッカーにスーツケースを預けてから、神戸に行くか、京都に行くかを考える。なんばからはどちらも同じ電車で20分。京都に行くことに決めて、京都線に乗る。
伏見桃山について、最初は駅から近い 御香宮神社 へ
伏見には「霊水」が沸いていると言われる。若返りの水とも。sunnyさんも話していたとおり、伏見桃山には名水が湧き出ていて、それで酒造も多いそうだ。特徴としては柔らかい感じの水が多いとのこと。
それから歩いて街中へ。日本史の中でも幕末が好きなので、坂本龍馬が暗殺された寺田屋へ行ってみる。
ひととおり探検して、幕末ってそんなに遠くない時代だったような気になる。
その後徒歩で20分くらいの場所にある月桂冠の酒造へ。
見るからに美味しそうな水。蔵の中を見学して、美味しい日本酒をいただく。
お土産にはこれ。戦前の復刻版。現在は辛口の日本酒が主流だけど、戦前は甘口が主流だったそうで、これも甘口でした。
この日は夜にライヴがあったので16時には切り上げないとならなかった。またこちらに来る機会があったら他の酒造にも行ってみたいです。